レザック66

こんにちは。ニックの飯塚です。

週末に、10年以上振りに映画『E.T. 』を観ました。
先日、会社帰りの道を夜空を見上げながら歩いていたら、
何だか無性に観たくなってしまいました。

懐かしいおばあちゃんのようなE.T.の顔。
風邪をひいた中村玉緒さんのようなE.T.の声。
エリオット少年達が自転車で空を飛ぶシーンの
手作り感あふれる合成映像・・・。

時々「プフッ」と吹き出しながらも、
やはりクライマックスのお別れシーンには感動しました。
観ると必ず幸せな気分になれる、大好きな映画です。
「映像技術がいくら進歩しても色褪せない名作って、
こういう映画のことをいうのだな」としみじみ感じました。

本日はそんな映画『E.T.』にあやかって、
印刷業界で長年愛され続けている特殊紙、「レザック66」を
ご紹介したいと思います。


「レザック66」は、カーフ(仔牛の皮)の質感をイメージして製造された
特殊紙です。
紙の表面に凸がつけられ、まるで本物の毛皮を触っているかのような
暖かみを感じることが出来ます。
高級感も演出することが出来るので、冊子の表紙によく使われています。
小学校時代、クラス文集を制作した際に表紙に使用されていた、
あの紙です。

色のバリエーションも豊富です。
アボガド色やらくだ色、雪色に桜色など、
色の名前もとても可愛らしいです。

「レザック66」という名前のとおり、
1966年に販売が開始された紙なのですが、
今なおその暖かみのある質感が愛され、
多くの人に愛され続けている紙です。

触っていると、何だか幸せな気分になる紙です。
そう言われればこの質感、少しE.T.っぽいかもしれません。笑

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